ほわぁぁぁぁ〜!ついに冬がやってきた!
冬というと手芸屋さんの店頭に珍しい色合いのフェイクファーが並ぶ季節ですよ、ついに来ました🔥🔥
夏場はどうしてもフェイクファーは奥に引っ込めがちなのと、それでもって入荷もしないから店員さんに聞いて奥から出してもらっても(めんどくさい客)狙っている色のファーが手に入らないんですよね
もれなく私の行動範囲の手芸屋さんも同じで、ピンクのファーが手に入らずサッチーの制作を泣く泣く見送ってたのですが……ついに手に入ったのでさっそく作っちゃいましたฅʕ•ᴥ•ʔฅ
夏の時は夏の時で手元にあったファーでデンスケを再現したよ、よかったらその記事も見ていってね⤵︎ ︎
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2021/05/04/170824
モジョ!もいるよ
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2022/02/11/235314
\ボクサッチー!/
……の感情のなさが隠せないバカに明るい子どもの声がすごく好きなんですよ
なんでもかんでも撃ってくる頭のちょっと足りない感じが特に可愛いな〜と思いました
ここからは電脳コイルのネタバレなので、見てない方はご注意を
ネタバレ嫌な方は次のライン絵文字↓が2回目に出てくる所まで飛ばしてください
゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o
人間キャラはとことん無事なのに電脳体だけのマトンは容赦なく死んでいく作品なのですが、例に漏れずサッチーも作中に登場した5機全てが殉職していくんですよね…
おばちゃんの手足となって大黒市のフォーマットをずっと頑張ってたポチタマ2体は散り場がとても勇ましくて何度も見返してます
爆死する前後に「サッチー!」ではなく「ポチッ!」「タマッ!」だとか個別にふられてる名前で呼ばれてるんですよ、5機とも同じ見た目でいるのを踏まえて聞くと、ちゃんと個別個別で生きてたんだなぁと……
猫目の悪事が明るみに出た事でおばちゃんの頑張りが見直されて、またサッチーと元気に動き回ってたらいいな…とは思ったのですが、そういや古い空間を消すために働いてたサッチーは2.0の一斉フォーマットがあったからもうお役目御免だ…ペットマトンとして流通するようになったりしないかな?
あの大きさは色々大変そうだから手のひらサイズとか可愛いと思うんだけど
+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+
……という事で、小さいサイズのサッチーを作っていきます
手のひらサイズというにはちょっと大きいですが、両手で抱えるようなちょうどいいサイズです🌸🌼
まずこれが探し求めていたピンクのフェイクファー…!
このロールが800円は中々安い
トーカイで手に入れました
他にもいろんな色があったので気が向いたらもう一体作ります
うちのサッチーズが勢揃い
偶然手に入れたサッチーフィギュア
ガレージキットというのは初めてで、デカールの貼りがけっこう大変でしたね
コイルのおまけはちゃんとケータイストラップにしてます
ボクサッチー!
…って胸元にも書いちゃった
後ろとかどうかな?
可愛い明太子です
そんなサッチーをラップで包みます
今度はちゃんと型を取りますって
ラップに包まれたサッチーは、今度はセロテープをペタペタペタ
ここに切り取り線を感覚で入れていって……
まずは側面に真っ直ぐ
ここはおしり🍑
側面真っ直ぐに垂直になる線を引いていきます
それをぐるっと一周させて、サッチーの底を作ります
セロテープはペンを弾くので、ペンで薄くなるものの線を引いたらまたセロテープを重ね貼りします
引いた線の真上だけで大丈夫です
これで色移りすること無く切り取り線を付けることができますし、付けられた線は薄くてもセロテープを貼ってしまえば濃くなるので大丈夫です
切り取り線はテキトーに感覚で
生地を縫い合わせる事で多少表面に歪みができるので、それが邪魔にならない所に切り取り線を配置していきます
当然型は平面にならないといけないのである程度線を引くのは仕方なしなのです
サッチーのおしりはこうなってます
さっきの説明…文字だけではわからなかったろうなぁ
前はこんな感じ
側面に真っ直ぐ入れた線にさらに切り取り線を入れたよ
こうやって立体感のある型を平面化させていきます
そうして切り取られた型はこちら〜✨
線の通りに切り取ったものの、まだ平面にならなかったのであれからいくつか切り込みをいれてなんとか平面にしてます
多少のボコつきは気にしない〜🎶
↑サッチーの底
↑サッチーの後ろ半分
↑サッチーの前半分
…けっこう大胆に切れ込みをいれてます
フェイクファー生地でつくるので、ある程度の縫い目は目立ちませんし〜
生地の裏側〜
型の表(型を触ってみて、セロテープでツルツルした方)が生地に接してます
型の裏(型を触ってみて、ラップでザラザラしてる方)が上にきてます
フェイクファーなので当然毛の流れの向きがあります
そういうのに注意して型を配置していきます( *ˊᵕˋ)ノ
ピンクなので、目立たない蛍光ピンクペンで線を引きました
ただ、型を置き間違えて線がガタガタです
1度引き間違えたら別の色のペンで再トライしてください
私は…正しい線を覚えている内に切断します\\\'٩ʕ•ᴥ•ʔ۶'////
そうして切り取られた3つのパーツ
今回は簡単そうでいいですね
サッチーの顔どうしよ…
最初はフチだけ黒刺繍にするようにして縫おうかなと思ったものの、ミシンと未だに友達になれません
慣れないものを使う時は焦らず練習から〜この時点で導入は無理だと思ったので諦めました
というのも真っ直ぐ太い刺繍のできるモードが手持ちミシンにないのです
1番が辛うじてそれに近いかな?と思うのですが用途が違うらしく変な生地でやるとダメでしたね…
さ、気を改めて
サッチーの顔とか、ボディ以外の所は全てフリース生地を使用してます
手芸屋に行くと色んな色があるので楽です
10センチから切り取り売りができると、かなり安めに買えます
サッチーの顔、どうする?
というのは少し後から紹介します
さてさて、次はお腹に収納しているキュウちゃんを4体!
テディベアのジョイント(腕とかをぐるぐる回す時に中にくっつける関節みたいなものです、ベアリング的な)
と、このくらいの大きさの生地(広すぎず狭すぎず)
このくらいの比ですね
綿を気持ち多め…少し溢れるくらいにジョイントと布の間にしいて
こうやって包みます
まずは4隅をこう縫い付けて、出っ張った場所をさらに中央に寄せるように縫い付けると〜
こうなります
くるみボタンみたいね
そんな感じで4つ作るものの…キュウちゃんこんなに黒くないや
作り直しです
なんと百均でも売ってた!
制作の合間に行った最寄り手芸屋さんに生地がなかったので半ば賭けで行ってみたけどよかったー
ちょっと車を走らせたら数十円安く買える手芸屋さんがあるけど、数十円のためにガソリンと時間を減らすのはもったいない
百均のコピックもどきは乾くと色落ちしないのでコピックより優秀です
ミディアムグレーというやつで表面を軽く撫でてやると丁度いいグレーのキュウちゃんができました
フリース生地はほんの少しの起毛があるのと伸縮しやすいため、こういうぬいの小物を作る時に楽して綺麗なものができるんですよね(* ॑꒳ ॑*)
さて、サッチーの顔をどうしたか
さっきのキュウちゃんの線もこれで色つけしたのですが、小動物ケージお馴染みの木工用ボンド+絵の具です
こうやって木工用ボンドを多めに、そして少し黒色絵の具を混ぜてやるとこうなるので、それをつまようじで塗ってやります
サッチーの顔の縁をこれで色付けしてやると、黒い線がはっきり見えるのに加えてほつれ止めの役割もできるので一石二鳥です٩( ᐛ )۶
サッチーの顔はこうできたけれど、バランスを取るためにボディの取り付けるのはまた今度
次はサッチーアーム!
おばちゃんやハラケンにするお手が可愛かったですね
フリース生地を適当に線入れして、ミシンで線を縫ってから切り取ると確実です
まだミシンと友達になれなかったよ…
線はガッタガタですが、裏返して使うので対して気にならなくなります
とりあえず1周全部縫って、片面の真ん中だけ穴を開けます
そこから裏返していくのですが、細い指なので裏返しが大変!
細いペンなどで画像のように内側から押したり、ピンセットで外側から引っ張ったりを交互に繰り返していくと上手くできます(◦ˉ ˘ ˉ◦)♪
そうして出来たお手手…
ここに綿を入れて、色々いい感じにしたら完成です
でも取り付けはまた今度(これもバランス取りのためです)
キュウちゃんはジョイントで作ってるので、外側からキュウちゃんを回して線の位置を変えたりして遊べます
ジョイント付けるの久しぶりで1個間違えたんだよね〜でも回せるのでいいや
↑が内側で↓が外側!
キュウちゃんです
4つのバランス取るの大変だな…
↑↓さっき動くって言ってたのはこういう事です
ぐーるぐる
キュウちゃんを付けたらいよいよボディ3つのパーツを縫い合わせて綿を入れます
底面にはぬいぐるみ用ペレットを入れて重みを出します
こうすると底だけが他と比べて重くなって、サッチーが安定して立つようになります
フォロワーさんからのいただきものです、ありがとうございます〜!
この綿めっちゃ使いやすいんですよね
今の時点でキュウちゃんの付いてるだけの赤ダルマができてます
次にキュウちゃん4つの中心の真上に頭をつけるのですが、縫うの諦めたので素敵なチート道具を使います
裁ほう上手ですって
近所の手芸屋でセールしてたので買いました
これ、フェイクファーとか起毛生地にはあんまりつかないですよ〜と説明が書いてあるのですが無視して起毛生地を刈らないまま使った所、ガッチリつけた場所だけの毛ごと固まっていい感じです🎶
いい発明があったものですね〜!
サッチーの顔が付きました
次はサッチーの腕を付けます
左右セットなのでどうしてもバランスが取りにくく、最後の取り付けとなります
……そんなこんなで出来上がったのがぬいぐるみサッチーです
\ボク、アナタダケノサッチー…/
手がちょっと大きいかもだけど、デフォルメ体型だしこのバランスがいいかもです
真横
後ろ
斜め横
サッチー2体
会わせてみた
VSの図
ちっちゃいサッチーはわりかし危機
デンスケと🎶
デンスケの背中に乗って〜🎶
大きさが真逆!
デンスケのおもちゃみたいね
ふんすふんす
あ〜れ〜〜
可愛いですね
リゼとも会わせてみたよ!
いい収まり具合✨
……サッチーの型まだ取ってるので、冬のフェイクファーが売られてる間にもう一体二体作ってもいいかもです
または…緑のファー置いてたんでモジョいいかもねぇ、1日足らずでできそうだ
あ、サッチーの制作時間は3日間ですが、そのうち2日は数時間つついただけなので実質2日間です
土日休みの間に型作りから完成まで持っていけます
かかった金額も材料費3000円いかないかくらいなので(手芸を普段からやってるために道具がある程度揃っていたものとすると)、ぜひ冬休みの工作にいかがですか?
🌼追記🌼
このブログに投稿した写真をよく見ると、サッチーの右手の外側端っこの指がまだ裏返しきってなくて短かったのに気付いたので戻しました
ちゃんと指の長いサッチーです
帽子の色と同じくらい赤い実!
お外のパトロールもかかせません
頑張れサッチー!