ちょっと遅くなりましたが、この度無事に
トゲオアガマのフィギュアを完成させられた
ので、色々とまとめています。
トゲオアガマフィギュアの過去記事→https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2018/04/17/213456
とりあえず、完成させました。
こいつの型を作って複製させる訳ですが、
このフィギュアをそのまま再現してくれる
訳ですので、もちろん小さな傷や凹みも
同じように写されちゃうんです。
原型は丁寧に、表面を滑らかにしていきます。
さて次はいよいよシリコンの流し込み･･･！
色んなサイト読んで要領は理解した(おそらくわかってない)んで、ちょっとアレンジしつつ･･･
百均でも売ってる５ミリ厚のライオンボードで
こんな箱型にします。
これはセロテープで止めてるけど、
後後、外側だけを布テープで止める方が
とても扱いやすい事に気づく･･･。
箱を作ったらトゲオアガマは退けて、
まずはシリコンの層を作ります。
(この時点ではまだ離型剤を塗らない)
この層が充分に固まったら･･･
(大体1日くらい)
フィギュアを上から針金で吊るして固定し、
そのままシリコンを流します。
フィギュアにはもちろん離型剤を塗ってから。
そうして固まったら･･･
(↑は完成後)
型の中にレジンを流す道を掘って、その上から
粘土を入れて、さらに盛って･･･。
そして、シリコンの型同士を合わせる
凸凹を掘り、これら一面に離型剤を塗って･･。
またシリコンを流し込み･･･。
そうして出来たシリコン型に、いよいよレジンを流し込んでいきました。
それでできた第1号が、、、
･･･こんな感じに！
ちょっと目の上に穴ボコが出来ちゃいました。
レジンを入れた後に何度か型を傾けて、
気泡を外に出してやったらなんとか上手くいきました。
ただ、これを複製した時に、どうしても
シリコン型同士の接合部分にはみ出して
固まった所が出ちゃって、何度も複製してると
型がボロボロになってきます･･･(^O^;)
20体くらいになると、後からまた直していく
のにすごく大変でした･･･！！
型がボロボロになっても、とにかくむっちゃ
頑張らせて、ついに再起不能になった時には
26体まで増えていたんです。
(↑は増やしてる途中で並ばせてます)
そして色塗り･･･。
水性の塗料(それでも乾けば水に溶けない)を
何段階かに分けて塗っていってます。
窓開けて扇風機を総動員させたら
臭いもあまり苦にならなかったです。
でも専用のマスク必須だろうな〜･･･。
下地にピンクのサーフェイサーを吹いたのですが、白と黄色の塗料が負けてた･･･。
重ね塗りでなんとかなりましたが、
これからは白い下地がいいなぁ。
扇風機の前に並んでいます。
風があると、乾くのがすごく早い！
夜通し扇風機を付けて、とにかく早くニスを
塗れるようにずーっと乾かしてました。
発色が凄くいいなぁと。
今回エアブラシは時間がなかったので
使えませんでしたが、グラデーションは
とにかく頑張ってました。
そうこうしながら色をつけて、
ゲマ軍団の完成です！！
この圧巻な景色･･･！！
ちらっと写ってたこれは、レオパの尻尾です。
ハイイエローにハイポタンジェリン、
スーパーマックスノーをモデルにしてました。
生クリームチョコソースがけ。
こいつも型を取って増やしてます。
トゲオアガマより増やすのが楽でした。
バリ取り前。
手乗り王蟲。
蜂の子みたい。
これを持ち寄って、九州レプタイルフェスタで
売りに出したのですが･･････
恐ろしい程全く売れませんでした。
レオパの尻尾に関しては･･････
これは飛ぶように売れるなと思っていたのに、
なんか色んな方のトラウマを掘り起こした
みたいです。結構ノリノリで作ってた
私のサイコパス疑惑が浮上しています。
でも、通販があるから･･･！
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