久しぶりにアートドール作りたくなった〜\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
制作本発送が大変だったのでひとまず霧深い山奥に避難した時に思う所があったので、作ることにしましたよ〜!
前々から擬獣化ぬいぐるみ作ってみたいなと思ってたのもあってね!
さてさて設計図!
一気に4体作る…大変そうだな…素敵な感じの3人組と推し〜
この作品のキャラ作る時は刺繍スキルないから詰んだな…と思ったけど、描き起こしてみるとそこまで服いるかな?という感想だったのでとっぱらいました。
まあ四足だし、ケモノっぽさ優先のデザインです。
原案
アナログ苦手だけどペン入れ頑張ったー!
まずは目を描きます。
写真のLサイズフチなしで印刷するので、その寸法でかきかき。
ファイアアルパカはフリーソフトです、ペンタブなくてマウス描きでも割とどうにかなりそう(グラデーションとか)
なので積極的に使ってきましょう。
…それで出来たデータ。
途中で失敗した時の為に複数配置してます。
あと目を作るの久しぶりだったので、目の大きさどうしようかなと大きさを変えた差分を配置するのもよし。
1枚80円か〜高くなったけど、40円台は商売できないもんな〜…しかたない。
(もし同じ子作りたいな〜と思ったら、この画像は好きなように持ってって使ってください。
ただ久しぶりと言う事なので洗練されたデータではなく、かなり無駄も多いです。
右目と左目の位置を変えたらまた少しは違うかもしれないです※)
アマゾンで買えるよ!
これは「ガラス カボション」というものです。
半円のものとか、平べったいものとか色々あるので好きなように買って試してみてね〜!
私は半円〜!
前述した、※配布画像の左目と右目の位置を変えた方がいいというのはこれが理由(このように配置するとカボションのスペースがない)
目は粘土で少し埋めてしまうので、寄り目で固定するとすごく寄り目になるんです。
なので画像みたいに離れ目で固定すると、埋め込んだ際に自然な目に。
固定前。
このままではガラスが変な具合に光を反射してしまう。
レジンで固定をしてきます٩(ˊᗜˋ*)و
(ボンドは空気がないと固まらないのと気泡が出るので決して使わないでくださいね〜)
レジンは、年数が経つと黄ばむものがあります。
ググれば代表的なレジン液毎の比較画像が出てくるので、それで黄ばまないものを選んでください。
くっ付けてゆっくり中身を押し出せば、気泡はあまり出ないです。
出た場合は爪楊枝で地道に追い出すか、またはカボションを押し付けてグリグリすると気泡がレジンに押され位置を変えるので、目立たない所に追いやってください。
あとこれは太陽光で固まるレジンなのですが、固まらせるレジンの量がとても微量なので、真夏の日には玄関の戸を開けた瞬間に固まります。
レジン硬化前はムカつくくらいスルスル滑っていくので、よく位置に気をつけて外に出すようしてください。
(1個ずつ固まらせるのも手です)
固まったー!
レジンでカボションと写真をくっ付けたら、このくらい綺麗に光を反射するようになります。
ほら、けっこう離れ目でしょ?
マッちゃんは目を閉じるようにしたので、カボションはなしです。
百均で4つセット!発泡スチロール球。
軽い石粉粘土プルミエ!
プルミエで球を包み込みます〜🌸
発泡スチロールのままだと、もし何か衝撃が加わったら凹んで嫌だなぁと、粘土で包んで補強します。
まあこれも水に濡れたらアウトだけど、そこまで乱雑に扱う事はしないだろうと自分を信じて….°ʚ(*´꒳`*)ɞ°.
目を置く位置に粘土をこうやって額縁のようにつけて、カボションを乗せて。
ぐるっと取り囲みます。
目をひとまず固定すればこんな感じです(∩´∀`∩)
ウーモみたいな可愛さですヽ(‘ ∇‘ )ノ
目の縁を綺麗にする時は、指の端っこでぎゅっぎゅって抑え込むように綺麗にしていきます。
目を固定して、ほっぺもつけました。
目はこのくらい出目になってますが、すぐに気にならなくなるので大丈夫です〜( *ˊᵕˋ)ノ
そしてマズル!
短いマズルを作る時は、一旦涙型に💧
上から見て、左右対称になってるかも確認します。
いい感じかな、と思ったら口も作ります。
まずはどんな感じがいいかな?と薄く掘ってみて…
指の爪を使って、その堀を深くしていきます。
上顎は膨らみを持たせたまま、下顎はどんどん縮めていくように調節します。
(あまり上顎と大差ない下顎だと、ファーを貼る時に顎が出たように見えてきます。)
アルパカ?
狼!にしたつもり!
ボルゾイ?
わんわん…
マズルは後でファーを貼らないといけないので、その分も考慮して気持ちかなり細めにしていかないといけないのです。
でもこれは少し細すぎたな…と思ったので、後からまた仕切り直しで作り直してます。
こっちも上からマズルの調節。
お鼻が大きいな…うさぎさんのつもりです。
(後から削りました。彫刻刀も百均で買えるので、それでシャッシャと)
でも、いい感じのマズルです。
…こんな感じ?
ひとまず顔の大体を作っていきます。
マズルもほっぺもつくったら、次は額を盛ります\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
小動物です。
口角上げまくった!にっこり!
カボションの入ってる3人は、自然と頭が大きくなる。
彼女だけが小顔にならないように、他の3人の顔があらかた出来上がったら初めて取り掛かります。
ちょっと頑張ったマズル。
長マズルは難しいですね_( _︶⌓︶ )_
アヒルちゃんかと思いました。
さて、次は目の縁です。
本当は手芸屋で160円くらいで買える、細長いパッケージの単色の樹脂風粘土が質も良くておすすめでした。
対して百均はかなり酷いイメージがあったのですが……最寄りの手芸屋が潰れたので買える機会がなく、百均を久しぶりに頼ってみました。
…それがまぁ、前よりはすごく質がよくなってる気がします。
とてもこねやすくて、ベタつかない(* ॑꒳ ॑*)
こんな感じで目の周りを囲っていきます!
樹脂風粘土は上手く潰して、たまに水分で表面を溶かしてやると継ぎ目も綺麗に消えていきます!
こんな感じですね。
さらにジェッソという下地塗料を塗りこみます。
パテ代わりにもなるので盛り盛りです✨✨
白地を塗っておかないと、ガワのファーが薄い色だった場合粘土の黒色が透けて見える可能性が高いです。
なのでこんな感じに〜!
鼻も付けたよ!
大きめの鼻がワイルドで好き!
マッちゃんはカボションがないので目元が物足りない気がします。
なのでまつ毛でも生やしてしまいます。
百均のまつ毛で十分です。
黒粘土に切れ込み入れて、本来人肌用のボンドを付けるあの位置に、薄く工作用のボンドを塗ったまつ毛を挟み込みます。
ほら、お上品!
こちらも目元をジェッソで白くして、お鼻もつけました。
パンダです。
鼻も削りました。
完成が少し見えてきます(✪▽✪)
パンダです。
タレ目…上手く表現できてたらいいな。
ここまで来れば小動物の顔です!
やったー!
次は胴体!
百均で柔らかい針金が買えます!
引き伸ばして〜!
胴体の長さくらいにまとめる!
Tみたいな形にします!
これは脚です。
作り方はこう!
真っ直ぐ伸ばす!
伸びてる針金でグルグル巻く!
脚と胴体の交差点で襷をかけるようにバッテン!みたいに針金を巻いて固定!
しっかり固定しないと後で立てなくなりますよ〜!
土!
頭側に針金の先2本が向くように仕込みます。
どうしても頭の方にいかなかったら、針金の先を粘土で包んで保護します。
こんな感じにね!
(早速長さでやらかしてしまった)
頭の方は、大きな円をつくって。
…人型です。
針金の先は、円の中にいます。
なんとか四足に曲げます。
ゴリラ?
フェルトも百均で!
こんな感じに丸く切って切れ込みも入れていきます。
それをこう!
このフェルトと針金の円が付く位置の頭の方に、ボンドをドバドバ付けます。
もう超ドバドバベタベタに付けてください
それでこうやって押さえ込んで固まらせて…!
(針金が円になってるのは、針金の両脇がフェルトという状態を作って、そこのフェルトをボンドでくっつけるのですから、ボンドがくっ付きにくい針金もフェルトに挟まれてガッシリ固定される訳です)
じろっと覗いてきます。
針金胴体と頭を固定する前に、もちろん位置確認はしっかりしてね!
さて、頭と針金が固定されたら、次は手と足を作ります!
獣に近い体型なので前脚後脚って表現がいいんでしょうけど、わかりやすさで手と足です。
針金の先に、ひとまず粘土の塊を付けます。
毛を貼っても太らないように、気持ち少しひらべったくしていきます。
これは針金と粘土を固定するための土台なので、とにかく針金と粘土の境目はかなりぎゅっとくっ付けてください。
粘土が固まらないまま指の造形に入ろうとすると粘土が動き、すぐに針金から取れてしまいます。
粘土が固まる前に、水平で綺麗な机の上に下ろしてやって(体はこちらで支えたままで)粘土の手足を地面に押し付け、ひらべったくします。
それが固まればこうやって立つようになるのです。
もう完成に近づいてきました!
今度は白石の手を作ります〜!
ファーを貼らず剥き出しにするので、少し神経質にならなきゃかもです。
固めた手に覆い被すように、新しい粘土を付けます。
最初は少し切れ込みを入れる感じに…
だんだん切れ込みを深く長く…
角を削って丸みをつけて〜…
指を閉じさせる場合も、最初は指を開いた状態でつくり、後から粘土が柔らかい内に閉じるように作ります。
足の指も同じ感じに!
これも固まれば立ちますよ〜!
ただ、ファーを貼った後で立つかどうかはやってみないとわからないです。
なので今もドキドキ…!
ダメなら座らせよ(*˙˘˙*)
肉球も作ります!
足の裏にボンドを広範囲に塗り、粘土をこねてくっつけます。
ファーを貼る手間をかけないよう、ぎゅっとくっ付けてつくりました。
手根球はファーを貼った後に上からボンドで付ければいいかな…
それが4本とも付けられたら、こんな風に!
肉球が柔らかい内に地面に足を付けさせ、肉球をある程度ひらべったくしてください。
肉球が固まった後でバランスが取れず立てなくなる場合もあるのです:ʕ•ᴥ•ʔ:
狐の肉球はとにかく資料が少な過ぎて、足裏の毛がそこそこ多い事しかわからなかった…!
なのでマッちゃんは少し手間をかける足裏にします。
指球と掌球が離れています。
この間にファーを貼るので、それで足裏がモコモコしてる感じになってほしいヽ(‘ ∇‘ )ノ
後は肉球の粘土の境目が少し浮いてるので、そこをボンドでガチガチにとめていきます。
でも指球と掌球の間だとかそういう難しい所にはボンドを行き渡らせなくて大丈夫です。
指球の前の先っぽとかそういう所が脆いのでガンガンくっつけちゃいましょう\\\(۶•̀ᴗ•́)۶////
肉食を作り終わったら、次は色を塗っていきます!
肉球も鼻も黒一色だとつまらないので、黒より少しだけ明るい黄土色を軽く塗っていきます。
塗り過ぎたら水を付けた筆でぽんぽん。
とても細い筆が百均で手に入ります。
お鼻にもね。
少しピンクっぽく。
当然口の中にも塗っていきます。
この部分は少しだけ表に出すので、ムラなくいきましょう。
たまに奥底に空気が溜まり、乾いた時に奥底だけが塗れてないという事も起きますのでご注意を〜( ~・ω・)~
次はニスを塗っていきます。
水濡れば厳禁だけど、何が起こるかわかりません。
濡れたら1発アウトにはならないように、ある程度丈夫にします。
ニスが目にかかると悲惨な事に…
目にはセロテープでも貼って保護しておきます。
最初は工作用のスプレーを吹いて、黒地だとか多少黄ばみのあるニスでも黄ばみが分からないなという箇所にだけ、屋外用ニスも塗っておきます。
このニスがかなり黄ばむので、白石とかのピンク色の部分には絶対に塗らないように…
ニスが乾けば下準備の最後の段階!
骨組みに肉付けしていきます。
骨組みは硬い針金なので、このまま綿を詰めたガワの中に入れると、硬い骨組みがガワに浮き出てきたりだとかもするのです。
このくらいの厚さのキルト芯。
手芸屋で購入します(*˙˘˙*)
まずは足首にキツく巻き付けて…
キルト芯同士が少しだけくっ付くので、上手い具合にまとめます。
次に適当に切ったキルト芯を下半身に巻き付けていきます( *ˊᵕˋ)ノ
こんな感じにぐるぐる巻き…
後は上半身も同じように〜🎶
いよいよ体が仕上がってきた感じです٩(ˊᗜˋ*)و
後は胴体とかが不格好だと思うので、軽く締めながら巻き付けていき、その後に浮いてる所や離れていきそうな所を糸で縫い付けていきます。
これは本当にしっかり縫わなくて大丈夫です。
軽くまとわりつかせるようにの程度です〜。
(初めは本当に締まりがわるいので、糸とかキルト芯で調節…
でもキツくし過ぎると動かなくなるよ)
そんなこんなで4人ともにキルト芯を巻き付けました!
もう体つきがしっかりしてきて、これからっていう感じですね!
(誰やこれ状態なので補足
一応左から アシリパさん、杉元、白石、インカラマッ のつもりなんです)
ここからガワを貼っていくのは、また長くなりそうなのでこの記事を前編として終わらせていただきます。
連休中に完成させられたらいいな!
どんな雰囲気になるか、私もドキドキです:ʕ•ᴥ•ʔ:
せめて「誰やこいつ?」にならなければいいな…( ˘꒳˘ )
さてさて……こちらの続きは!
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2020/08/30/192436(アシリパ、インカラマッ)
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2020/09/22/174845(杉元、白石)
の記事でそれぞれ完結しているよ!
アートドールの制作を最後まで覗いてみてね!
🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟🌟
追記!
もっと他のアートドールの骨組み参考にしたい〜!作り方もっと見せろ〜!って方へ
別作品ですけど擬獣化アートドール…また作りました
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2023/07/07/220300
この記事で作ってる作品も無事に完走してますので、安心して最後までゆっくり見る事ができます
今度は髪の毛とか被服までしっかり作り込んでます!経験値だいじ!