半年ぶりにぬいぐるみとかアートドールとかを作りたい衝動に駆られて…!!
でももう部屋の床が限界そうだし、色々悩んで2匹だけ作ります\(ᯅ̈ )/
でもその2匹は……やれるだけやってかなりリアルで精巧な造りのアートドールにしてみたいな
ただ…オリキャラケモノっ子も少ないですし、どうせなら過去に作ったオリキャラのリベンジいきますか💥💥
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆☆*☆*
ここでオリキャラの紹介です
今回作る1匹目は……
このブログでもお馴染みの『ツキノワグマのキャラメリゼ』ちゃんです🐾
満面の笑顔!の可愛い女の子です
人間の世界に憧れて、人に飼われるために犬になりきったりの努力もするめげないクマ!
甘いものが大好き💗で街のスイーツなんかも食べ歩いているみたいです
リアルで遭遇すると、グルグル鳴いたり握手をしてきたり🐾🐾
こんな感じに広島中心に出没しているツキノワグマなんです
クマオンリー!?な
Instagramもやってるよ🎶
Caramelize_the_bear
リゼの画像保管庫的な意味合いもあるので、いろんなリゼを鑑賞したい時にぜひぜひ💥
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆☆*☆*☆*☆*
2匹目!首元のオシャレなアトリちゃん
創作っ子です🐾🐾
こっちはゲーム制作をメインに進めてます✨
アドベンチャーゲームというジャンルなのですが、画像素材がほぼ手描きなのでスクリーンいっぱいの1枚のイラストを細かく操作できるといった作風のゲームです❄️
ある日同居人がマッドサイエンティストによってシロクマっぽい生き物に魔改造されてしまった所からスタートするお話です
なんと見覚えのあるクマも出てくる!
ほとんど女性しか出てこないんですけど、(一応)恋愛ゲームという方向性で進んでいきます!
🌙BOOTHのオリジナル版(ニッチ)
https://nui-nuigurumi.booth.pm/items/836061
は、際どいものまで全てのイベントが見られるよ
🌟ふりーむのライト版(表現が軽め)
http://freem.ne.jp/win/game/17563
は、スマホのブラウザで遊べるよ
アプリのDLは不要!
フリーゲームだから、最後まで遊んでも完全無料だよ
気になったら遊んでみてね🐾
☆*☆*☆*☆*☆*☆*☆☆*☆*☆*☆*
……さて、この2匹は過去にもアートドールだったりぬいぐるみだったりを作っているのですよね
それぞれ過去記事
🧸🌙リゼのぬいぐるみ!
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2019/03/18/190051
🧸❄️シロクマちゃん!
https://nuinuigurumi.hatenablog.com/entry/2018/05/28/171543
……ここからリベンジ!
この時より経験も積んで上手く作れるようになっていればいいな、という思いの中リメイクしちゃいます🔥🔥
さてさて、まずは目のイラストから!
リアルに作るので瞳孔の線1本1本を細かく引いていきます
使用ソフトはファイアアルパカというフリーソフトです、毎度おなじみ( ˘꒳˘ )
最初は暗い色で円を作って、そこから明るい色で水彩のブラシを使って引いてます
…とはいってもペンタブ持ってないし〜の方は下の画像をどうぞ
色替えや大きさ変えなんかの加工はOKです
個人使用に限りますがお好きにお使い下さい\( ᐛ )/
今回は2種類のカボションを使ったよ
セリアで買った平たいカボションはシロクマちゃんに、前から保有してたガラスカボションはツキノワちゃんに🎶
カボションも売り場が限られるから、購入に困ったらAmazonへ!
1種類複数個1000円程度で手に入ります👀
カボションって偶然売ってる所に遭遇しても値段が高いのでやはりアマゾンでお迎えです
先程のイラストは写真のLサイズフチなしの縦横比となってます
そのままそれでプリントアウトしたものを……
カボションを上に置き、鉛筆か何か先の尖ったものでぐるりとなぞる!
必ずカボションより大きな円ができるはずなので、その円の上をハサミで切ってきます✂️
失敗しても何度かリトライできるように、1枚の中に複数の目を入れて印刷しておきます
こんな感じに端っこから切り離して…
いつかどこかの機会に使い回しができるように保存しておきます(‘、3_ヽ)_
…さて、それで二対の目が出来てます
こんな感じに平べったいものの上に乗せてます
レジンを接着剤代わりにするのですが、口を絵に付けて1回で出し切る…感じにすると泡が入らないでいる場合もあります
私はこのくらい盛って、カボションをグリグリ回しながら押さえつける感じに広げていくのですが、これよりほんの少し多い誤差なら大丈夫です🌼
結局レジンの染み渡る範囲はカボションと絵の薄い隙間だけなので、あまり沢山レジンを入れて挟むとはみ出る量も多くて最悪はみ出たレジンのついた手でカボションを触って…というのもあるかもなので注意です
最近セリアにもレジン固めるライトが売ってましたね…使ってないので使用感はわからないのですが、うちはなこの爬虫類用紫外線灯を借りました🦎☀️
ライト直下なので何か起こらないように見守りつつ…
レジン部分はかなり薄いので、少しの紫外線でも直ぐに固まります
真夏でこれをやると玄関の戸を開いた瞬間に固まる感じです
……それで、レジンが固まる前は絵の上をお構い無しにスルスル動くので、変な場所で固定されないように最後まで見守るといいかもですヽ(‘ ∇‘ )ノ
さて、目ができたら次は頭を作っていきます
2匹分の材料〜✨
軽い石粉粘土のプルミエというものがあるのですが、これ以上にない程の扱いやすさで500円くらいで手に入るコスパのいい粘土です
頭が何か角で当たって凹んだりしないように、全体的に薄く粘土をまとわせてます
目を置く土台をつけて…
目の位置とかもここで調整!
目はとりあえず落っこちないように周りを軽く囲うだけにしてます
目の縁は黒い樹脂粘土を後程使っていきます
最初はこんなに出目金
マズルや頬やおでこなどの肉付けは、大体こんな工程です
ほっぺはこれを↓
こんな感じに盛っていく…
左右逆に撮ってるかもです
マズルは目に被らないくらい…気持ち細めに作ってます
ファーを被せない方は無理に細くしなくて大丈夫なのですが、私はファー生地も被せるのでその厚みの分土台の方を削って調節してます( *ˊᵕˋ)ノ
ちょっと上から見ると、こんな感じにギョロり
ほっぺにも肉を盛ってますが、まだまだ出目気味です
ただ、顔面にもファーで厚みが出て、逆に目の部分はファーの厚みが全くかからないのでこの位でちょうどいいバランスなんです
マズルは上から見て、真っ直ぐ前に出てるかきちんと確認です
左右どちらかに曲がってないかな?
マズルとか大体の肉付けができたら、次はお口を作っていきます٩( ᐛ )۶
まずは下書き程度に爪楊枝とかでにっこりな口を描いてみます
真ん中から見ただけで線を決めてしまうと、実はきちんとした左右対称ではなかったりします
という問題を防ぐために、線を引く時は真下からも見てドットを少しずつ打ち込む感じで点々…とアタリをつけて引くとそれなりの形になります
線を引けたら、次はその線に立体感を持たせます
私は指の爪を使って…指の腹を上顎に来る側に向けて、爪で抉って爪の平たいとこで押し固める感じで上顎と下顎の区別を付けさせます
……な言い方だと分かりにくいでしょうし、実際粘土ベラを使った方がやりやすいって方もいるかもなので、ここは各自でやりやすい方法を探すのがいいかもなんです
口角を盛り上げていますよ
口角はそこにあった粘土をグッと押して山にする…みたいな作り方してます
下から見ても綺麗な形のままかな?
口角を作れば多少は粘土も移動するので、ここでもマズルが嫌な変形をしてないかどうか確認してます( ˙◊︎˙◞︎)◞︎
ななめから
こっちはシロクマちゃんですねʕ-ᴥ-ʔ❄️
この子はデザイン元の絵が少女漫画みたいな目の割合なのもあって、アートドールの方もそれに倣います
リアルなアートドールのリゼと、デフォルメ系アートドールのアトリという作風のちょっと違う2匹です
やはり目が大きいので顔の大きさはちょっとこちらの方が大きいです
が、姉妹っ子としてお互いをできる限り似せて…というものではないので、大体の大きさが似通ってればそれでいいのです
大きさが似てなきゃなのは、後で並んだ所を表紙に飾るため(後述)……なのと、それも含めてペアで出しやすいからです
クマクマ!なタッグ🐾
で、この子はさっきのツキノワちゃんと対照的に、口を開かせますよ
実はリベンジ前のこの子も口を開けさせる予定だったのですが、色々あって断念してました
今回はそっちもリベンジです🔥
まずは上顎をかなり深めに掘ります
この中に牙やら色々詰め込むので、深くなければ入らなくなっちゃいます
そして、下顎と上顎は必ず切り離して作り、噛み合わせを確認する時と完成し終わって本当に接着する時の2回だけくっ付けます
やはり顎が繋がった状態で口内を作るのは本当に難しいですし、余程の腕がないと細かくなんて作れないです
顎が繋がればこんなアヒル口…!?
実際はここから歯とかが入って口内が埋もれるのでこのくらいスッカスカでも大丈夫です(*´˘`*)♡
下顎はどんな感じでくっ付けたらいいのかな?
くっ付けた時にシャクレにならないかどうかも確認です
下顎は上顎よりかなり短めに作った方がバランスも取りやすいです
バラバラ!
……とまあ、こんな上顎と下顎ですが、牙をくっ付けたりするのにはもちろん土台が完全に乾き切ってないといけません
なので先に目元を作っていきます!
………百均に樹脂粘土が出始めた頃のは質も悪かったので散々グレイスの単色売が〜と言ってたのですが、いつの間にか使い切りする分には扱いやすい質になってました
価格が価格なので気軽にと思うとこっちに手が伸びますね
(あと最寄りの手芸店が潰れたのもあって…)
↑はセリアの樹脂粘土
ダイソーのよりちょっと量が多い?
まずは今の目元
シロクマちゃんは樹脂粘土で白目を作ります
ほんの微量だけ黄色を混ぜています
このまま乾くと肉っぽい白目だ(?)…みたいな感じの色合いになっていきます
ツキノワちゃんは目頭を作ります
目頭があるだろうなぁと言う場所に薄くちょっと広く粘土を伸ばします
ツキノワちゃんの目頭は黒っぽい感じなのですが、今回は口内を開かないし何かピンクが欲しいなぁと思ってこうやってます
リアルの意味とは…?
ある意味創作っ子なので多少のアレンジは許容です٩( ᐛ )۶やったー!
縁取りの最初はリゼから!
黒くした粘土を細く伸ばして、目の周りに巻き、薄く潰していくと綺麗に縁取りができます✨
鼻を付けていきたいのですが、樹脂粘土と石粉粘土は相性がよくなくて接地面積が狭いとあまりくっつかないので、ボンドはよく使います
最初はボンドを付けずに鼻を作って、いい感じの形になれば外し、接地してた場所にボンドをつけて…完全に固まってから行うと樹脂粘土の方が固まってしまうので、もうネバネバしてたら付けます!
小さなパーツなのである程度ネバネバしてたら作業してても落ちません
でも強く動かしてはダメですよ
リアルな鼻の作り方🌸
真ん中に線を入れる!
爪楊枝の尻で引いた線を挟むように跡を付ける!
爪楊枝の先で跡をいい感じに広げてく!
お手軽にリアルな鼻ができる!!
ちょんちょんちょんで出来るので簡単です✨
さらに〜鼻の表面をザラザラにしてきます
だってリアルの動物のこういうタイプの鼻って小さい溝が沢山走ってるでしょ
それを完全再現…は大変なんだろうけど、それに少し近づけたらよりリアルになるね
ツルツルのままも可愛いといったら可愛いけど、どっちがリアルかと言われたら……なんです
使うものは何でもいいです
爪楊枝で無数に軽く穴をあけるでもいいですし、粘土用のブラシというものがあってそれでコロコロしたりすると簡単にこういう跡ができるんです
無ければ別の硬質ブラシでなんとかなるかも
なんかこんなブラシがあるんです
結構固めの毛質なんですけど、これを粘土の表面でコロコロすると簡単にザラザラになるんです
こんなセットで安くて2000円台でアマゾンに売ってます
私もどこかのお店のを買いました( *ˊᵕˋ)ノ
多分このセットそのままのものですね…
(安くなってる…!)
ただ同じ道具を複数店が出してるので、レビューが良さげな所を選んで買ってみてくださいね〜
こういうのを安く買うとなったらアマゾン一択っぽいです
そんな感じでちょちょちょとやって
当然他角度からも見て
今度はアトリちゃん❄️
女の子なのでまつ毛つけます👀
ダイソーとかで多くて3セット入りとかそういうのが売ってます
ここまで多いと失敗してもすぐにリトライできるからね
こんな感じでぐるりと
パンダ!
まつ毛はこの粘土が柔らかい内につけます
樹脂粘土はすぐに表面が乾いてくるので時間との勝負!
深めの二重を作ってます
この溝にまつ毛を埋めるんです
溝にできる限り深く埋めて
(まつ毛の土台を爪楊枝でつついて、粘土に埋没させるように〜)
粘土が乾けばまつ毛を取り出し、土台にボンドを塗って再び埋めます
…なんですけど、上の目はちょっと気に入らなかったので黒い部分を少し削って直しました
(ちょっと腫れぼったかったんですよね)
こんなにガッツリ削って
木工ボンドに黒い絵の具を混ぜたものをまつ毛の土台に塗ってカモフラージュ!?
なんかもうごちゃごちゃさせてます(∩´∀`∩)
さて、乾いたらお口をやりましょ👄
黒い粘土は土台
これを敷いた上に牙とか舌とか乗せてきます
なので上顎下顎共に深く掘った方がいいんです
牙は予め作って固めておきます
粘土の土台にサクサク刺して固めるので、柔らかいままだと変形しちゃったりもして
とりあえず指す!
ボンドで固める!
そしてこの上から舌を乗せていくのですが、舌はこういった牙の根元を隠していかなければなので柔らかい内…つまり作りたてを入れると下顎の形と上手くフィットしていきます
固めた後の舌を入れると、歯が邪魔して舌が浮くので、その隙間から下の歯の変な生え際が見えるという事です(›´꒫`‹ )
上顎も同じように……
撮影に夢中で牙の向きがズレちゃってるんですけど、置いた牙の上から粘土を乗せて、さらに牙と牙の間も粘土で埋めていったり
前から見るとこんな感じに⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
粘土の土台が動く間は歯の位置や高さも変えられるので短期集中で一気に形を整えていきます
上顎と下顎の噛み合わせも確認して……
下顎と上顎のいいポジションが決まったら、まずはボンドなんかで固めて…下顎の方がきっと顔本体から浮いてると思うので下顎と本体の境目を粘土で埋めて、綺麗な顎にしていきます
こういう綺麗な逆三角に!
この状態だと目の周りのフチが広がっててパンダみたいなんですけど、それを白いもので塗り潰していきます(´∀`)
私は下地塗りで多用してるジェッソで!
1000円で大満足の量です
(手芸店なんかでも売ってます)
高校生の頃に買ったはずなんですけど、多少乾きは見られててもまだまだ現役です( *ˊᵕˋ)ノ
沢山あって使い切れないですね…
なんでフチを塗るかというとアートドール回では毎回説明してるかもしれませんが、貼り付けるファー生地によっては黒い色が透けて見えるかもなんですよね…(›´꒫`‹ )
それこそ毛を撫でて地肌が見える時に1部だけ染めたみたいに真っ黒!とかは不格好なので…
まだら地肌フェチで余程狙ってない限りは無難に白で染めて透けをなくします
ここまでくると、本当に顔っぽくなってきましたね
ほんのちょっとだけ目頭が見えるくらいが自然でいいものです(* ॑꒳ ॑*)
こっちは目元を治す前のアトリちゃん
逆三角…カマキリみたいなお顔ねㄟ(・∀・)ㄏ
この2匹は前半分しか盛ってないので後ろ半分は絶壁レベルではないけどちょっと盛りが足りないくらいです
なんですけどどうせファーを貼ったりして膨れますし、逆三角な顎になっても首はまたしてもファーで隠れるんです
結局はまんまるなふかふかになります🐾
さて、お顔はこれで完成です
次は体を作らなきゃ…!
アートドールは工程が多いので大変ですね
でもその分だけ完成した時の達成感もひとしおです⸜(* ॑ ॑* )⸝
私、今までのアートドールは針金を使ってたんですけどね
針金はすごく長い時間が経てば錆びていくみたいです
少なくとも2〜3年くらい前に作った初代アトリのぬいはそんな様子はないのですが、こればかりは長〜く大切にして観察していかないとわからないものですね
で、その錆び問題を解決するのがこのテクノロートという素材みたいなのです
プラスチック繊維の針金みたいなもので、曲げたあとの丈夫さも普通の針金とあまり変わりはない体感です
初めて曲げた時に表面のコーティングの問題か、白濁した細かなヒビみたいなくもりが入るんですけど、そこからどんどん劣化するだとかそういうのはないみたいです
針金自体が百均で手に入っちゃうので価格を考えると割高ではあるのですが、(今の段階で)錆びという劣化が出ない事はアートドールの価値を高めるのにかなり優位に働くのでは?と思います
なにせアートドールの骨組みは一度組み立てると変えられないですもんね
一生モノという意味ではちょっと高くても頑張って買ってみる価値はあります
価格と言う面では、私は下記の店で買ったのですが↓
ここは1個辺り6m×5袋で送料入れて1760円です
私はこのアートドール1匹につき1袋使ったので、これで5匹分となります
(もちろんアートドールの大きさとか形にもよりますが)
つまりは…1匹352円で骨組みが揃って、しかも錆びない安心感と付加価値がついてくる……
アートドールって片手間で作ろ!っていう工作でもないので、十分導入に踏み出せる価格帯ではあるなと思うのです
……後、使用感は完全に針金なので関節がついてる骨組みみたいにギシギシとかは言わないです
さて、1袋でこんな人型ができましたよ
腕の1つは上のページのテクノロート4本が通ってます
首元は写真を撮った後で1袋の残りのテクノロートでグルグル巻き付けて固定させたりはしました
ひっくり返してもそのままの形でいます
さて、胴体の四肢のさきっちょにはこういう風に粘土を付けて、まずはそのまま乾燥させてます
どうせ人型を作る際に左右の手と足の長さのバランスがどこかズレてると思うので、こうやって粘土の長さを調節したりして左右の長さを揃えます
長さが揃ったようでなによりです
なんでこうやるかというと、四肢のあの細いさきっちょにいきなり粘土全部盛って一工程で手の先足の先を完成させようとしても、結局それを作る作業中にテクノロートが動いて固定できないんですよね
綺麗に作った手足が片っ端からもげてく感じです
なので先に土台を作ってから、改めてここから手や足の先を作っていきます
こうすれば強く動かさなければ作業中でも手足がもげる事はないと思います
胴体と頭をくっ付けます!
こんな感じにグルグル巻いたのを
フェルトにボンドを余すとこなくつけて〜
力技で止めます!
アートドールの首の下の部分が少しボコボコしていても、首が太いようなキャラを作る場合は完成すると表に出てこないのでこれでなんとかなります
首が細いキャラは…!?
今作ってみたい版権キャラがそんなキャラなので、いつか紹介できたらな
フェルトの厚みはファーを上から貼る分には特に問題ないと思います
……後頭部はこんな絶壁具合でも、ファーを貼ったらいい感じに膨れていくんですよね🌸
でも少し絶壁具合が目立てば粘土とかウレタンスポンジとか何かしらで盛ってやってください\( ´˘`)/
下から見上げるとこんな見た目
この状態だと立て掛けさせても座れないくらいクタクタです
この回できちんと座るようになるので今しばらくお待ちください( *ˊᵕˋ)ノ
わん!
次は手足の肉球を作っていきます(∩´∀`∩)
先程の土台から、さらに粘土を盛ってます
手の甲の厚みは分厚くせず、見た目はしゃもじみたいな形です
さっきも登場したこのブラシで軽く擦ると
あっという間にこんな質感になります⚡️
樹脂粘土(肉球)と土台の石粉粘土はくっつかないので、必ずボンドを敷いてください
まずは1匹できたっ!
次にリゼの足!
明るい色合いの足にしていくので、肉球の元の色も絵の具を混ぜたりして少し暗い黄土色みたいにしてます
後ろ足!
前足!それぞれ形が違います🐾
それで塗装も行って、相変わらずぐったりの2匹……
ぐて〜〜…
ところで、塗った場所を見せてね…🐾👀
無防備な姿…(‘、3_ヽ)_
……完全に真っ黒な肉球ではなく、真ん中辺りに少しだけ薄い茶色と灰色を混ぜた色を塗ってます
一色だけではなく、複数の色が混ざり合うとより複雑でリアルだな〜みたいな感覚になるんです✨
ツキノワグマちゃんの方も……
こっちはかなり塗りました⚡️
まずは水彩絵の具の暗い色を凹みがある部分に塗って、その上から凹みを塗りつぶさないように明るい肌色を塗っていってます⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
肌色でも赤みがあったり白っぽかったりのいろんな肌色を混ぜ合わながら複雑な色合いにしてます
ザラザラした質感であったので、色がより良く混ざってます٩(ˊᗜˋ*)و💗
爪も作ってますよ
肉球の指の上と重なるようにくっつけてます
隙間をボンドでガチガチに止めています✨
剥がれないようにね〜〜!
この爪も乾いて固まったら塗っていきます!
ここまでくると、かなり進んできたなと思います
完成形が見えてきますね…\( ᐛ )/✨
さて、こっちは今から体をキルト芯で巻かれる前の2匹です
ということは既に爪も色塗りを終えてニススプレーも重ね塗りされてガチガチに仕上がった後です🐾⚡️
まだぐったりな2匹
キルト芯巻くまでの辛抱です
まずはツキノワちゃんの爪!
背が黒で腹が黄色
グラデーションがかかるように黄土色の側面…でも境目はそこまでぼやけてない
みたいな色合いの爪なんです
もちろんリアルよりは大きめに作ってますけど、どうせ毛に埋もれますし、完成の見た目がよければリアルのものより多少アレンジしててもいい気がします(ダメなんでしょうけど)
前足も
後ろ足も、ニスで仕上げられてます✨
爪の背は黒なのですが、細かいラメを含んでるアイシャドウをニスを吹く前に塗ってます
アイシャドウは余程下手な塗り方しなければ塗りムラがあまり感じられず、奥ゆかしい光り方がいいんですよね……しかも百均で買えて色のバリエーションも豊富🌼🌸🍀
ニスを塗っても光沢は健在です(多少は鈍くなりますが、ニスでコーティングするので擦っても取れなくなります)
シロクマちゃんの爪も真っ黒は面白くなかったので、爪の腹は少しだけ白くしてみました!
爪の背は同じくアイシャドウでラメを付けててうっすらキラキラです✨✨
……さて、爪も肉球も着色仕上げした所でキルト芯を巻いていってます
腕と脚の4枚、股に1枚、胴体に1〜2枚、首に1枚(タスキをかける感じにクロスさせる)くらいの長方形のキルト芯を切り出します
百均でも買えますが、手芸店でロールで売ってるやつも沢山変えてかなりお安いですよ
沢山作る予定があるなら手芸店である程度買っておくといいかもです
ぐて〜っっ…
キルト芯を巻いたら、ある程度は芯同士でくっつくのですが(繊維同士が絡むのですかね?)
やっぱり端っこの方とかはピロピロ出てたりするので軽く縫い合わせてやります
……そんな、ガチガチに縫い合わせなくても大丈夫( ◜︎◡︎◝︎ )
ガワの中に入るまで形を留めていたらいい訳なので、軽く玉留め玉結び、2〜3回針を通す的なものでOKです✨
ここまで来ると、もう首もすわるようになってます
バランスを取らせれば壁にもたれかかせなくても1人で座る事ができるくらいです
せっかくなのでポージングもしてもらいました!
肉球を特に頑張ったので、そこを強調する感じです
針金みたいな扱いやすさなので、どんなポーズも取らせられます
魅惑のふとももみたいな開き
完成形はこういうポーズで撮ろうかな?
さ、ガワがつくのが楽しみになってきました( *ˊᵕˋ)ノ
こっちはアトリちゃん
ナマケモノみたいな見た感じ雰囲気なんですよね〜爪が長いからか?頭の形?腕の長さ?
全部の肉球を見るにはこのポーズしかなかったのよ
爪が長いとこんな手を掴むようなポーズも取らせられます
体と頭の大きさもちょうどいい?
キルト芯の上からフェイクファー生地を被せるのでもっと太くなるんです
なので今は細いんですけど、先を見越してのこの体型です
色々撮ってます
脳内で完成した姿を想像してモチベーションをあげるのです
こっちもおわかれの挨拶!
今度会う時はガワを貼ったあとのふかふかの姿だよ🐾🌸
それでは完成した時の記録も載せますので、引き続き覗いてやってくださいね〜٩( ᐛ )۶☀️
……さてさて
今までいくつかアートドールを作ってきたのですが、それらの経験とか作り方とかテクニック?とかを、いつか描いた着ぐるみ作り方本みたいな漫画形式で本にしてみたいなという目標もありまして……
もし書くとしたらこの子達を作った後かなとは思うのですが、ちょっと読んでみたいかも…って方おられますか?
価格は1000円を予定していて、漫画なので一つ一つ図で解説してますし、ここで拾うの忘れてた事もどんどん乗っけていく予定です
本の形式なので、ぬいぐるみを縫ってる時に開きやすいかも……?
前に書いた着ぐるみ制作解説本はこんな感じです〜(☆∀☆)
印刷所さんに頼むので、しっかりした本です
こんな感じに詰めます!
家でのテスト印刷時!
ちょっと中身も見せちゃいます(*゚▽゚)ノ
この本は電子版ならいつでも販売してますので、続きをみたいなという方はぜひ…!
https://booth.pm/ja/items/2391918
冊子版は不定期で販売ページを開放してます
開放時はツイートで案内するので、製本のものも買いたいな…という方はフォローしてツイートの様子を伺ってみてくださいね
もっと色々知ってみたい!で買っていただくのも、いつもブログ見てるから応援の意味で買っておくよというのも嬉しいです
気になる方がいたら……ツイッターぬいたち@Futoagon614までリプとかDMをくださるとリストに入れさせていただきます
本の販売目処がたてばBOOTH販売ページのURLをDMでお知らせします
……リスインはそのお知らせをするだけなので、入ったからといって必ず買わなきゃという事でもないのです
でも多くの方がリスインされるとモチベーションが上がるので、もしよかったらお声かけください…!
以上ぬいたちからでした🐾🐾